容積率はなぜ必要か

建蔽率と容積率はセットで語られる

敷地面積に対して建物の面積がどのくらいかの割合を示すのが建蔽率ですが、敷地面積に対する延床面積の割合を示すのが容積率ということになります。
わかりやすい例で言えば、100平方メートルの敷地面積の土地において容積率100%と規定されていた場合、1階には60平方メートル、2階には40平方メートルの家を建てることができるという意味です。
100平方メートルの敷地面積に対して容積率が100%なので、1階60平方メートルと2階40平方メートルを足して合計100平方メートルの延床面積という計算です。
一般的な低層住宅地には、建蔽率50%、容積率100%という敷地が少なくありません。
また、高級住宅地になると建蔽率も容積率も下がる傾向にあり、大きな敷地面積を購入する必要があるというわけです。

その土地でその家が建つの?

建蔽率と容積率を知ることで、土地の選び方も変わります。
先ほどの高級住宅地であれば、建蔽率と容積率も低く、大きな家を建てるならば、土地においても相応の大きな敷地面積が必要になります。
また、二世帯住宅など3階建てを想定している場合には、建蔽率50%、容積率100%という土地では難しくなります。
3階建てを建てるのであれば、建蔽率50%以上で、容積率が150%くらいの土地を探すというはっきりとした目安できます。
ちなみに、容積率では延べ床面積の3分の1の地階と延べ床面積の5分の1までの車庫は含まれません。
イメージにそれらスペースが入っていたらもう少し広くできるということですね。
建蔽率と容積率を知ることは、自身が建てたい家や土地を考えることでもあるのです。